紅色細菌を不活性化し、そのエリアにMOG-A1菌の菌糸が繁殖している。 72時間後。
ロ
イ ブドウ常在菌
ロ MOG-A1菌のコロニー
イ のブドウ常在糸状菌の上にMOG-A1菌の菌糸が
繁殖を始めている
イ
4
3
2
1
処理72時間(3日後)
ブドウ常在菌を不活性化してMOG-A1菌の菌糸が培養基を優占繁殖。(真っ白菌糸がMOG-A1菌の菌糸)
紅色細菌は完全に不活性化してコロニーの上にMOG-A1菌の菌糸が伸びている。(2、4)
1、3は糸状菌と紅色細菌が同じところにコロニーを形成し共存していたが、MOG-A1菌処理によって両方に菌が不活性化し、
その上にMOG-A1菌の菌糸が繁殖している。
MOG-A1菌は・・ブドウ果梗常在菌に対して「絶対王者」として支配する。
このことは、MOG-A1菌溶液散布によって、ブドウ病害を抑止できることを示唆している。
ブドウの「完全無農薬栽培」が可能である・・・。
供試材料 ブドウ果梗常在の多様な微生物
ブドウ 果梗常在微生物に対するMOG-A1菌による休眠、不活性化試験
試験方法
ブドウ果梗を3㎝にカットしたものをハイポネックス培地 オートクレイブ後(300ccフラスコ)、培養基上に置床。
最低温度18℃ 最高温度35℃で培養10日、発生した多様なコロニーを供試材料とした。
コロニー発生した上記の300ccフラスコのMOG-A1菌の懸濁溶液を5cc添加。
最低温度18℃ 最高温度35℃で培養 室内静置培養。
処理試験開始日 2018年7月9日
供試材料
ワイン用ブドウ果実 (赤ワイン用)
試験方法
ハイポネックス培地 オートクレイブ後 上写真のブドウ幼果を
3㎝の長さにカット
1 無処理区
2 SmartMax GreatRay溶液30倍液浸漬
培養基上に置床、
最低温度 18℃ 最高温度35℃ 室内静置培養
処理日 2018年6月27日
## MOG-A1菌の高温条件下におけるブドウ果梗常在菌との
繁殖スピード試験。
6月30日
左 フラスコ 2個 MOG-A1菌処理区
右 フラスコ 2個 無処理区
処理3日後(72時間後) MOG-A1菌は培養基のほとんど全面積を優占繁殖。
他の微生物は全然コロニーの形成なし。
菌社会の場所取り競争、MOG-A1菌はその繁殖スピードでエリアを支配する。
SmartMax GreatRayによるブドウ果梗病害菌「休眠」試験
suma-to siken 201